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山火事に注意!キャンプの焚き火で注意するべきこと

キャンプでの醍醐味の一つといえば「焚き火」と答える人も多いのではないでしょうか?
そんなみんなが大好きな焚き火ですが、山でのキャンプでは気をつけなければならない事があります。

それは山火事です。

実はキャンプでの焚き火で山火事が発生するケースが多いのはご存知でしょうか?

林野庁が公表しているデータに基づくと、1年間に発生する山火事(林野火災・森林火災)の平均件数1234件の中で焚き火が原因とする山火事はなんと373件もあるとのことです。その割合は全体の山火事のおおよそ30%にもなります。

これだけのデータを見るとキャンパーとしても決して他人事ではありませんので、焚き火をする際には最善の注意を図る必要があります。

今回は山火事にならない為の注意事項の幾つかご紹介いたします。

焚き火台のサイズにあった薪を投入する

焚き火台のサイズ以上の薪を一度に大量に投入するともちろんのこと火力は一気に膨れ上がります。

そのことによって焚き火台からはみ出た薪の燃えかすや灰が地面に落ち、乾燥している落ち葉などに燃え移り山火事になるケースがあります。

決して焚き火台のサイズに合わない量の薪を入れるのはやめましょう。

落ち葉などの燃えやすいものがある近くでは焚き火はしない

上記でも述べたように焚き火の火の粉でも十分に発火する恐れがあるので落ち葉や枯れ木などの燃えやすいものがある所では決して焚き火はしないようにしましょう。

焚き火台を置く場所には予め落ち葉を掃除することを心がけましょう。

水場環境のある場所でする

もしも落ち葉や枯れ木などに燃え移ってしまったとしても近くに水場の環境があると火力が上がる前に鎮火することも可能です。

できれば水場がある所で焚き火をするようにしましょう。

焚き火から離れない

一度焚き火に火をつけたならばその場から離れないようにしましょう。

小さなお子様がいる場合は火傷などの大怪我になる可能性もあります。

またソロキャンプの場合などでもトイレぐらいと思って少し目を離した隙に辺りに燃え移る可能性もありますので、トイレにいく前は焚き火台に燃えうつるものがないか確認して、もしあった場合は焚き火台から離してからいくようにしましょう。

もし手に負えないほどの火事になったら

十分に注意していたとしてももし火事になってしまったら、すぐに119番に電話をして消防車を呼ぶようにしましょう。

ここで絶対にやってはいけないことは何もせずにそのまま帰ってしまうことです。

自分のせいだと思って怖くなりそのまま帰ってしまうのだけは決してやってはいけません。

必ず119番に電話をして消化活動をしてもらいましょう。